嵐山

嵐山

嵐山は京都市内の西に位置し、平安時代には貴族の別荘地となっていました。

現在は、京都を代表する観光地で、『日本さくら名所100選』『日本紅葉の名所100選』に指定されています。

渡月橋の看板

四季の美しさを感じられるエリアがあり、『渡月橋』『竹林の小径』など京都らしいスポットもたくさんあります。

竹林の小径

渡月橋』をはさんで上流が『大堰川』、下流から『桂川』と呼称が変わり、最終的に『木津川』『宇治川』とともに大阪の『淀川』に合流されます。

嵐山』は標高382mの山も存在します。5月は新緑11月は紅葉といろいろな山に変身します。

渡月橋と嵐山

また、その景色を求め多くの観光客が訪れます。

他にも嵐山には下記の行事も行われます。

嵐山の行事

節分祭

開催日:2月3日 場所:天龍寺・野宮神社

天龍寺山内の御不動・稲荷神を巡り七福神として福笹が授与されます。豆まきが行われ、子供書道絵画展や茶会なども催されます。なお、野宮神社でも節分会が行われます。

植樹祭

開催日:2月第4金曜日

京都大阪森林管理事務所と共催の植樹事業。自然豊かな森の保全と山紫水明の嵐山を目指し、毎年山々に木々を植えています。

保津川開き

開催日:3月10日~ 場所:保津川

亀岡から嵐山までの約16㎞の渓流を、およそ2時間で下る「保津川下り」。曲がりくねった狭い川筋には、岩に水しぶきが舞うスリル満点のポイントもあります。熟練した船頭さんたちによる舟下りの技にも注目です。

十三詣り

開催日:3月13日~5月13日 場所:法輪寺

渡月橋のすぐ近くの虚空蔵菩薩を本尊とする法輪寺。数え13歳になった男女が本尊から知恵を授かる伝統行事です。

お松明式

開催日:3月15日 場所:清凉寺

松明の火は、お釈迦様を荼毘に付した折の様子を物語り、同時に燃え具合でその年の稲の吉凶を占うと伝えられてきました。清凉寺では、三基の大松明に火が点けられ、春の夜空に炎が舞い上がります。

「小倉あん発祥地」顕彰式

開催日:3月第4日曜日 場所:小倉山 二尊院境内

一般参詣の皆様にも、午前11時より小倉ぜんざいを無料で振舞わせて頂きます(なくなり次第終了とさせて頂きます)。

三船祭

開催日:5月第3日曜日 場所:車折神社、大堰川

芸能の神様として知られる車折神社の例祭として、王朝時代の舟遊びを再現した優美な祭りです。

嵯峨祭

開催日:5月第4日曜日 場所:愛宕神社、野宮神社

愛宕・野宮両神社の祭礼である嵯峨祭。5基の剣鉾が縒峨の各町から出され、神輿の巡行に伴い各所で剣鉾差しが行われます。

若鮎祭り

開催日:6月第2木曜日 場所:中ノ島公園

保津川の鮎の解禁にちなみ、新緑の中で若鮎炭焼の試食会を開催します。試食会の参加は嵐山保勝会へ事前予約が必要です(応募多数の場合は抽選)。

嵐山鵜飼

開催日:7月1日~9月23日 場所:大堰川(桂川)

海鵜をあやつり、鮎などの川魚を捕る伝統的な漁法・鵜飼。7月~9月の夜間、嵐山大堰川(桂川)の渡月橋付近にて行われています。

灯篭流し

開催日:8月16日 場所:渡月橋付近

渡月橋の畔から、先祖供養の灯篭が次々と流されていく様子は幻想的な情景。同日は「五山送り火」も行われ、橋の上などから「大文字」と「鳥居形」を見ることができます。

千灯供養

開催日:8月23日~24日 場所:化野念仏寺

地蔵盆の行事として、境内に祀る8000余体の石塔・石仏に灯明を捧げます。参拝者によってろうそくに火が灯され、その間住職による読経供養が行われます。

斎宮行列

開催日:10月第3日曜日 場所:野宮神社

身を清めた未婚の内親王が伊勢神宮へ奉仕におもむく様子を再現した、野宮神社の祭礼。華やかな装束をまとった人々による行列が、秋の嵐山に花を添えます。

嵐山もみじ祭

開催日:11月第2日曜日 場所:渡月橋上流

百人一首で知られる小倉山の紅葉の美を讃え、船祭同様、大堰川には多くの船が浮かべられて歌舞音曲が披露されます。河畔での狂言上演や島原太夫のお練りなども繰り広げられます。

針供養

開催日:12月8日、2月8日 場所:法輪寺

虚空蔵さんで名高い法輪寺は、手芸、芸能上達の守護神とされています。午後1時頃、全国から寄せられた廃針の法要を営み、読経後古式装束の織姫が舞い、技芸上達の福礼をまきます。