嵐山の鳥たち

嵐山の鳥たち

嵐山の鳥たち

ウミウ(海鵜)

分類

カツオドリ目ウ科

形態

全長84~92cm。翼開長133~152cm。体重2~3㎏。

渡り区分

留鳥

解説

全身は緑色の光沢がある黒い羽毛におおわれています。嵐山では夏の風物詩の鵜飼で登場します。全国で唯一のウミウの捕獲・供給地の伊師海岸(茨城県日立市)で捕獲されました。

カワウ(川鵜、河鵜)

分類

カツオドリ目ウ科

形態

全長約81cm

渡り区分

留鳥

解説

全身ほぼ黒色の、ガチョウほどもある大型の水鳥で魚摂りがうまく水にぬれた翼を大きく広げて乾かします。全体に黒褐色で、顔は白っぽく、二本の黒褐色線があります。くちばしは黒く、先端部は黄色で、よく目立ちます。

カルガモ

分類

カモ目カモ科

形態

全長約61cm

渡り区分

留鳥

解説

全体に黒褐色で、顔は白っぽく、二本の黒褐色線があります。くちばしは黒く、先端部は黄色で、よく目立ちます。渡りをせずにいつも身近にいるカモの仲間で、メスオス同色ですが、体はオスの方が大きく、黒味も強いです。

マガモ

分類

カモ目カモ科

形態

全長約59cm

渡り区分

留鳥

解説

カモの仲間の代表種です。オスは体が上下面とも淡褐色で、遠目には白っぽく見えます。頭は緑色、胸は栗褐色、くちばしは黄色。尾には短いですが、黒色のカールした羽をもっています。脚は赤味のある橙色。メスは全身褐色で、黒褐色の模様が沢山あり、目立たない色彩をしています。

アオサギ(青鷺、蒼鷺)

分類

ペリカン目サギ科

形態

全長約93cm

渡り区分

留鳥

解説

の上面、翼の上面はうすく黒味のある灰色で、翼の風切羽は青色がかった黒色です。国内で繁殖するサギの仲間としては最大です。背が高く、脚も長い。飛行姿は長い首をZ字型に曲げ、後方へ脚を伸ばし、大きな翼をゆっくりはばたいて飛びます。

シロサギ(白鷺)

分類

ペリカン目サギ科

形態

全長約61cm

渡り区分

留鳥

解説

全身白色のものはダイサギチュウサギコサギカラシラサギの4種類あり、カラシラサギはまれな迷鳥です。首が長く、脚、くちばしも長いサギの仲間で、飛行時は首をZ型に縮めています。黄色い靴下をはいてエサを探します。嵐山にいるシラサギはコサギだと思います。

ヒドリガモ

分類

カモ目カモ科

形態

全長約48cm。

渡り区分

冬鳥

解説

オスは顔が全体に赤褐色で、頭上は褐色です。この額・頭は遠方からは白っぽく見えることがあります。胸は頭よりはうすい赤褐色。背、脇は白羽に黒色の細かい線が沢山あるので、離れて見ると灰色に見えます。メスは全体が褐色で、上面には黒褐色の斑があります。メスには全体に褐色に見えるものと、頭から背に黒みのあるものがいます。嵐山では10~5月に見られます。

オナガガモ

分類

カモ目カモ科

形態

全長約75cm(オス)、約53cm(メス)

渡り区分

冬鳥

解説

オスの頭はチョコレート色、白い胸から首の側面に白線が食い込んでいます。体は灰色で、細かい黒色模様があります。メスは全体に褐色で黒褐色の斑紋があります。他種のカモ類のメスより白っぽく見えますし、尾も長めです。ユーラシア大陸、北アメリカ大陸の北部ツンドラ地帯で繁殖し、冬にはそれぞれが温帯域へ渡ります。日本では冬鳥です。嵐山では冬季に見られます。

オオバン

分類

ツル目クイナ科

形態

全長約39cm。

渡り区分

留鳥/漂鳥

解説

全身黒く、頭をフリフリ泳ぐ真っ黒い鳥で白い額がトレードマークで足は緑青色です。嵐山では10~5月見られます。

カイツブリ

分類

カイツブリ目カイツブリ科

形態

全長約26cm。

渡り区分

留鳥/漂鳥

解説

夏羽では首は赤茶色、冬羽では黄茶色です。足には各指にみずかきがあり、潜水は大得意で、足だけで泳ぎます。カモなどと一緒にいると、カモの子供に見られてしまうことがありますが、親鳥です。

メジロ

分類

スズメ目メジロ科

形態

全長約11.5cm

渡り区分

留鳥

解説

目のまわりの白いフチドリや体のあざやかな黄緑色なのでウグイスと間違えます。目の周りが白色なのが特徴です。

ハクセキレイ

分類

スズメ目セキレイ科

形態

全長約21cm

渡り区分

留鳥

解説

体形は横長で、尾が長いセキレイの仲間です。頭から背は黒色か灰色で、腹と翼は広く白色です。メスオスよりも黒味が少ない。

ツバメ

分類

スズメ目ツバメ科

形態

全長約17cm

渡り区分

夏鳥

解説

オスメス同色ですが、尾は長い方がオスです。『燕尾服』の由来となったオスの尾羽は長いほどモテる。

スズメ

分類

スズメ目スズメ科

形態

全長約14.5cm

渡り区分

留鳥

解説

短くて太めで、草の種子を食べるくちばしをしている。人に住んでいるところにすむとっても身近の鳥です。

渡り区分

夏鳥

春から夏にかけて日本に渡来し、秋に日本を離れ越冬地に移動する渡り鳥。主に日本より南方から渡来し、日本で繁殖(子育て)をする。

冬鳥

秋から冬にかけて日本に渡来し、春に日本を離れ、繁殖地に移動する渡り鳥。日本より北方で繁殖(子育て)し、日本で越冬をする。

留鳥

日本の中の同じ地域に一年中生息し、繁殖(子育て)をする。基本的には、夏鳥や冬鳥、漂鳥のように季節的な移動をしない鳥。

漂鳥

日本の中の同じ地域に一年中生息し、繁殖(子育て)をする。基本的には、夏鳥や冬鳥、漂鳥のように季節的な移動をしない鳥。

旅鳥

日本の中の同じ地域に一年中生息し、繁殖(子育て)をする。基本的には、夏鳥や冬鳥、漂鳥のように季節的な移動をしない鳥。

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