嵐山の都市伝説
恋人同士が結ばれるや別れると言った都市伝説は各地に存在します。京都でもカップルに関しての都市伝説があるようです。それは、京都の西に位置する嵐山でデートするとカップルは別れると言うものです。
渡月橋を一緒に渡ると別れる
一般的には、こう言われていますが、 渡月橋を一緒に渡ると別れると言うのが 元々の都市伝説だそうです。この伝説を回避するには渡月橋を渡らなければ良いのではと考えます。嵐山の観光スポットはほとんど渡月橋の北側にあります。例えば、嵐山を電車で行く場合『JR』『嵐電』『阪急電車』の方法があります。『JR』『嵐電』は渡月橋の北側にあるので、渡月橋を渡る必要がないです。もし、『阪急電車』で遊びに来て、渡月橋を渡らなければいけなくなった場合は、レンタルボートを利用してください。レンタルボートの乗り場は渡月橋を上流に向かって両岸にあります。『南乗り場』で乗って『北乗り場』で降りれば、渡月橋を渡る必要はありません。ただ、ボートに乗るには1,800円の料金が必要です。
カップルで歩いているときに後ろを振り向くと別れる
他にも、好きな人と一緒に歩いていると『絶対に振り返るな振り向いてしまうと別れてしまう』という説もあるようです。じつは、渡月橋近くに門を構える『法輪寺』は、奈良時代に起源があるという歴史ある寺です。実施期間3月13日～5月13日、数え年13歳になった子供たちが、大人の仲間入りとして知恵や福徳を授かる通過儀礼が行われるという『十三まいり』の習わしが今でも伝わります。お参りを終えた子供たちは、渡月橋を渡って京都市内へと戻るのですが、『渡月橋を渡り終えるまで絶対に後ろを振り返ってはいけない』という言い伝えがあるのです。晴れ着の子供たちが、緊張した面持ちで渡月橋を渡る姿は、いかにも京都らしい風流な伝統行事です。それが伝説の元になったようです。地元ならではのアレンジかなんですが、風習を知らない人が聞くと信じてしまいそうです。
カップルでボートに乗ると別れる
嵐山のボートは『日本一ムズカシイ』かと思います。と言うのもレンタルボートは池や湖などではありますが、川では珍しいかと思います。京都でも『宝ヶ池公園』『高雄パークウェイ』などレンタルボートがありますが、どちらも池でのレンタルです。私が調べた限りでは、川でのレンタルボートが乗れる場所はあまりないようです。ここ嵐山の大堰川では、川の流れをあまり感じないほどゆるやかなので、レンタルボートを運営できます。ただ、ボートがこげないお客さんは、川の下流に流されてしまいます。そして、気まずくなり『ケンカ』にと発展するようです。そこから、ボートに乗った時のイメージが悪くなり嵐山でボートに乗ると別れると言う話しが広がったのではと考えれます。嵐山で10数年ボートのお客様を見ていて感じます。ボートをこげれば、ケンカがなくなります。
【ボートのこぎ方】
嵐山で勝利のボートに乗ろう
嵐山では、高校野球（甲子園）の全国大会がある時、応援に来る学生たちが立ち寄る場所です。特に関東方面の高校生が多いように感じます。甲子園には1時間ほどで行けるので、時間を調整するのに良い場所のようです。数時間、嵐山で過ごして甲子園に向かったり、試合が終わってから嵐山に来る場合もあります。その時学生たちはよくボートに乗ってくれます。
これまでには、花咲徳栄、東海大相模、前橋育英、浦和学院、横浜、高崎健康福祉大学高崎、日本航空、敦賀気比、北海など数々、高校野球の応援する学生たちがボートに乗ってくれました。
その中でも、花咲徳栄（第99回夏）、東海大相模（第97回夏）、前橋育英（第95回夏）など優勝、北海（第98回夏）は準優勝です。それぞれの学生たちは、毎回嵐山でボートに乗ってくれました。その中でも、花咲徳栄は嵐山通船に応援グッズを送ってくれました。
ある船頭が聞いた話では、花咲徳栄の父兄から甲子園出場した時、『嵐山で勝利のボートに乗ろう』と看板が上がりますとのこと、この情報は定かではないので・・・・・
関西の学生たち
関西のたくさんの学生たちが、校外学習や遠足に訪れます。市尼崎、市和歌山、履正社、大阪桐蔭、龍谷大平安、京都成章たちの学生などがボートに乗っています。また、2022年3月16日、地元『嵐山東小学校』の学生たちをボートに招待しました。多くの学生たちはボートを楽しんでいます。もし、嵐山にお越しになる場合は、ボートにチャレンジしてください。
